障がい者グループホーム入居が不安なときご本人・ご家族で整理したいこと
気になることを、一つずつ。
まだ迷っていても、相談から。
参考資料確認日:2026年10月30日

「暮らしてみたい気持ちはあるけれど、人間関係が心配」「家を離れることを考えると、まだ迷う」。新しい住まいを考えていても、すぐに答えが出ないことがあります。
まずは、何が気になるのかを小さく分けてみましょう。入居するかどうかの結論を急ぐより、続けたい暮らしと、確かめたいことを言葉にするところから始められます。
01 / 気がかりを分ける「なんとなく不安」を、
確かめたいことに変えてみる
いくつもの心配が重なっていると、何から聞けばよいか分かりにくくなります。「人」「生活」「お金」「家族」などに分けると、質問する相手や必要な情報を考えやすくなります。
次の質問や言い方は編集上の例です。実際の相談者の言葉ではありません。全部に当てはめる必要はなく、気になるものだけ参考にしてください。
ほかの人とうまく暮らせるかな
一人で休める時間はあるか。共用部分で気になることがあったとき、誰にどう相談するか。
「疲れた日は、部屋で静かに過ごしたいです。食事や共用部分の使い方を教えてください」
家事や毎日の準備が心配
自分で続けたいこと、手助けがあると助かる作業、相談できる時間帯を分けて確認する。
「洗濯の手順を一緒に確認したいです。どのような支援を相談できますか?」
費用を払えるか、仕事を続けられるか
毎月の総額と別払いのお金、通勤・通所の予定、体調不良で家にいる日の対応を聞く。
「毎月必ずかかる費用と、別に必要なお金を分けて教えてください」
家を離れた後の関わりが気になる
連絡や面会、外出・外泊のルールを確認し、自分が望む家族との関わり方も伝える。
「家族と連絡を取りたいときや、帰省したいときはどう相談しますか?」
気になることは、入居を決めた後に我慢するための材料ではなく、住まいが自分に合うかを考えるための大事な情報です。「今はうまく説明できない」ことも、そのまま相談してみてください。
02 / 自分の希望を残す変わるのが心配なことと、
続けたいことを分けて書く
できないことや心配なことだけでなく、「今の暮らしで気に入っていること」も残してみましょう。仕事や通所、好きなこと、一人で休む時間など、自分にとって大切なことが、住まい選びの手がかりになります。
続けたいこと
例:今の仕事、寝る前に本を読む時間、休日に家族と話すこと。
気になること
例:ほかの部屋の音、朝の準備、毎月の生活費。
確かめたいこと
例:部屋で静かに休めるか、相談できる時間、費用の見積もり。
紙に一言ずつ書く、写真を見ながら選ぶ、信頼できる人に言葉を整理してもらうなど、伝えやすい方法で構いません。「今は決めていない」「説明を聞いてから考えたい」という気持ちも、無理に別の答えへ変えずに伝えましょう。
厚生労働省の意思決定支援ガイドラインは、ご本人の意思や好み、価値観を踏まえ、情報の伝え方や意思を伝える方法を工夫することを示しています。
03 / ご家族と話すご本人の希望と、
家族の心配を別々に聞いてみる
ご本人は「今の生活を続けたい」、ご家族は「これからの支援を考えたい」など、同じ住まいの話でも、気にしていることが違う場合があります。まずは、どちらかを説得する話し合いにせず、それぞれが大切にしたいことを確かめてみましょう。
答えやすい一つの質問から
「どこが一番心配?」「今の暮らしで、変えたくないことはある?」。たくさんの質問を一度に重ねず、一つずつ聞いてみます。
その場で結論を出さなくても
「今日は気になることだけ整理しよう」「次は部屋の写真を見てみよう」など、今回することを小さく区切ります。
話すときに気をつけたいこと
- 本人の気持ちを聞く前に「入居した方がいい」と結論づけない
- 返事がないことを、そのまま同意と扱わない
- 答えを急がせず、伝えやすい方法や話す相手を相談する
- 家族の負担や心配も、本人への説得だけにせず支援者へ相談する
二人だけでは話が進まないときは、相談支援専門員など、話を整理する相手に加わってもらう方法もあります。ご本人が参加しやすい進め方や、別々に話を聞いてもらえるかを相談してみてください。
意思決定支援ガイドラインでは、体験の機会を、ご本人の選択肢を広げるために用いることを重視しています。支援する側の望む方向へ導くためのものではないとされています。
04 / 情報と実際の場所見学は、気になることを
確かめる機会にする
例えば「音が気になる」なら、部屋に入ったときと扉を閉めたときの感じを確かめます。「人との距離が心配」なら、個室で休む時間や共用部分の使い方を聞いてみましょう。写真で分かることと、実際に行って確かめたいことを分けると、見学の目的がはっきりします。

聞きたいことを一つか二つ選ぶ。同行する人や、説明の受け方を相談する。
気になる場所を見て、分からないことを質問する。疲れたときの休憩や説明の区切り方も相談する。
よかった点、気になった点、まだ分からない点を別々に残す。必要なら追加で確認する。
厚生労働省の共同生活援助のガイドラインは、生活の場や体験を通じて、ご本人が自分に合う暮らしかを確認することを重視しています。
参考:厚生労働省「共同生活援助における運営や支援に関するガイドライン(第1版)」本文27ページ
体験利用を希望するときは、事前に確認
見学と宿泊を伴う体験利用は、同じものではありません。実施できるか、日数・費用・持ち物、受給者証などの手続きは、ホームや自治体へ確認してください。体験すれば必ず入居を決められる、というものでもありません。
05 / 一人で抱えずに話したいことに合わせて、
相談する相手を選ぶ
自治体の障害福祉窓口
使えるサービスや、共同生活援助の利用手続き、相談先について確認したいときに。
相談支援専門員など
希望する暮らし、必要な支援、本人と家族の心配を整理し、関係する人と相談を進めたいときに。
気になっているホーム
部屋や共用部分、支援の範囲、勤務時間、費用、見学の進め方を具体的に知りたいときに。
相談先がまだない方は、お住まいの自治体の障害福祉窓口に「住まいのことを相談したい」と伝えるところから始めてみましょう。体調のことが気になる場合は、普段関わっている医療機関や支援者にも、ご自身の話しやすい範囲で伝えてください。
ミラホーム東岩槻へのご相談
さいたま市岩槻区の男性向けグループホーム「ミラホーム東岩槻」では、入居を決める前の見学・相談も受け付けています。「料金から知りたい」「まずは家族が話を聞きたい」など、気になることをお聞かせください。
ご家族だけの見学も受け付けています。ご本人が暮らす場所になるので、可能であればご本人も一緒の見学をおすすめします。体験利用の実施条件や、ご本人に必要な配慮にどこまで対応できるかは、個別にご確認ください。
住居の詳細な所在地は、見学をご予約いただいた方へ個別にご案内します。支援体制や受け入れ条件の最新情報は、窓口へご確認ください。
入居条件・受給者証の記事を読むよくある疑問迷っている段階でも、
聞いておきたいこと
不安がなくなるまで、相談しない方がよいですか?
分からないことを聞くための相談から始められます。「どこが不安か、まだ整理できていない」と伝えても構いません。相談した後に、次の一歩を考えてみましょう。
本人が入居に乗り気ではありません。どう話せばよいですか?
まず、今の暮らしで大切にしていることや、気になることを聞いてみてください。ご家族の心配も支援者に伝え、ご本人が意思を伝えやすい方法や、選択肢を知る方法を一緒に考えましょう。
見学しても、よく分からなかったら?
その場で分かったことと、残った疑問を分けておきます。追加の説明や再見学などが可能かをホームへ相談してください。利用条件や支援の範囲が合うかも、決める前に確かめます。
「一人で過ごしたい」と伝えてもよいですか?
どのような時間を大切にしたいか、伝えてみてください。個室での過ごし方、食事や共用部分のルール、職員の声のかけ方など、ホームの対応と自分の希望が合うか確認しましょう。
さいたま市岩槻区・男性向けグループホーム
ミラホーム東岩槻の
見学・入居相談
ミラホーム東岩槻の料金・設備・見学の流れを、専用ページでご案内しています。入居を決めていない段階でも、ご本人・ご家族で見学できます。
ご家族だけの見学も受け付けています。ご本人が暮らす場所を一緒に確かめられるよう、可能であればご本人もご一緒の見学をおすすめします。
お電話でのご相談
070-1412-2353
平日9:00〜16:00/担当:五十嵐


暮らしを選ぶために、確かな情報を。
制度の説明は厚生労働省などの公表資料を確認し、記事ごとに参考資料を示します。対象や手続きは、ご本人の状況により異なります。自治体や相談支援事業所にもご確認ください。ホームの料金・空室・支援体制は、案内窓口で最新の情報をご確認ください。
